URL 自動判別オプションについて
Ericom 製品では、インターネット向けの仮想ブラウザーとイントラネット向けのブラウザーの 2 つの (ダブル) ブラウザーが必要ですが、当該オプションを使うことによって、イントラ・インターネットの自動判別とブラウザーアクセスを実現できます。詳細についてはこちらを参照ください。
URL 自動判別オプション要件
- Microsoft .NET Framework 3.5、または Microsoft .NET 4.* Framework のインストール
- Ericom AccessPad Client のインストール
- Internet Explorer/Chrome/Firefoxの最新版のインストール
- クライアント端末が Active Directoryに所属
URL 自動判別オプションのユースケース
URL 自動判別オプションのインストール
※本例では MSIによるインストールを紹介します。
- 「次へ」をクリックします。
- インストールする方法を選択します。
- 設定をカスタマイズします
- イントラネット URL の一覧のファイルパス: URL が記載されたファイルのパスです。
- イントラネットのブラウザー: イントラネットの URL を開くためのブラウザーです。*3
- AccessPad のパラメーター: AccessPad を起動する URIやアプリ名、グループです。
- 「インストール」ボタンをクリックします。
- 「完了」をクリックします。
(2017.8.14 追記)上記「プログラムの関連付け」については、クライアント端末のブラウザにあわせて、Config Editor 等で変更する必要があります。適切なブラウザを指定しない場合、PDF 等のリンクをクリックした際に、仮想ブラウザが正常に起動しない場合があります。
- Config Editor を起動し「既定のブラウザーとして設定」をクリックします。
- 「すべて選択」をチェックし、「保存」をクリックします。
~ここまで~
イントラネット URL リストの編集*5
- インストール先フォルダーに格納された InternalUrls ファイルをメモ帳などで編集します。
- 本例では、イントラネット向けサイトとして"ad01.example.com"を設定します。
Ericom Connect 側の設定
- 対象のアプリケーション(本例では仮想ブラウザの chrome)の「要件」を設定変更します。
- 「許可される起動方法」を「標準」から「すべて」に変更します。
- 上記設定をしない場合、クライアントで仮想ブラウザの起動に失敗し以下のエラーが出力されます。
接続に失敗しました 操作に失敗しました(コード 6).このリソースは制限のために起動することが出来ません。 システム管理者に問い合わせてください。
接続確認
- 上記 URL へアクセスすると、ローカルブラウザでアクセスします。
- URL リストに記載されていない URL(本例では google.com)へアクセスすると、AccessPad を起動し、仮想ブラウザで接続します。