VMware Horizon 7 の新機能である URL コンテンツリダイレクションを試してみました。
VMware Horizon View 7 簡易構築手順の環境を使用しました。
クライアント端末から VDI に接続し、そこから RDSH で仮想ブラウザを使用する前提です。
View Agent のインストール
仮想ブラウザをホストする RDS サーバーに View Agent をインストールします。
リダイレクトを使用する場合は、コマンドプロンプトで以下を実行してインストールします。
VMware-Horizon-Agent-x86_64-7.6.0-9539447.exe /v URL_FILTERING_ENABLED=1
Horizon Client のインストール
仮想ブラウザを使用する VDI 上にインストールします。
View Agent と同様にリダイレクトを使用する場合は、コマンドプロンプトで以下を実行してインストールします。
VMware-Horizon-Client-4.9.0-9539668.exe /v URL_FILTERING_ENABLED=1 /v URL_FILTERING_ENABLED=1
インストールが完了すると、RDS サーバーと VDI のそれぞれの Internet Explorerに以下のアドオンが追加されます。
VMware Horizon View URL Filtering Plugin
URL リダイレクトの設定
Horizon 7.4.0 View GPO Bundleをドメインコントローラにインポートします。
URL リダイレクトは"urlRedirection.admx"ポリシーで設定します。
各パラメータの概要は以下のとおりです。
- clientRules
- クライアントのブラウザを使いたい URL*1
- brokerHostname
- Connection Server 名
- agentRules
- 仮想ブラウザを使いたい URL*2
- remoteItem
- 仮想ブラウザで URL へアクセスする際に起動するリソース名
- VDI の場合はプール名(表示名)
- RDSH の場合はアプリケーション名(表示名)
- 仮想ブラウザで URL へアクセスする際に起動するリソース名
動作確認
ローカルブラウザで"agentRules"に登録した URL へアクセスします。
自動で仮想ブラウザが起動します。
以上